第10回野菜ソムリエアワード 結果発表 毎年、野菜ソムリエアワードは、社会に貢献する野菜ソムリエの活動発表と表彰の場として、4月9日「食と野菜ソムリエの日」を記念して4月に開催しています。 「第10回野菜ソムリエアワード」は8月7日の日本野菜ソムリエ協会創立20周年記念の1つとして開催いたしました。 設立からこれまで様々なことがあり、野菜ソムリエの活動も大きく変化して参りました。 今回も野菜ソムリエの活動を動画で発表となりましたが、延べ6万人の方々に視聴や投票いただき、多くの皆様にご支援いただきましたことを心より御礼申し上げます。 それでは第10回野菜ソムリエアワードの受賞者を発表いたします。 金賞 野菜ソムリエ上級プロ 西川満希子さん(山口県) 『野菜は食べるお守りです」』 動画視聴 野菜コトバ作家としても活動されている西川さん。 野菜コトバは「野菜を食べるお守り」にしてくれるというコンセプトのもと商品のPR、野菜ギフトのプロデュース、また、情報番組で受験フードの提案など活躍されています。 協会20周年を野菜コトバで表現して下さいました。祝福(オクラ)、努力の実り(里芋)、包み込む愛(キャベツ)、感謝(かぼちゃ)、厚き友情(チンゲンサイ)、幸運を引き寄せ(サツマイモ)、明るい未来(ピーマン)、発展(ハス)、躍進(アスパラ) 【受賞者からのコメント】 20 周年というメモリアルのとき、そして私にとっても野菜ソムリエになって 10 周年という 本当に思いの深いときに授賞ができてとても嬉しいです。チャレンジしてよかったなと 思います。 今回は他の参加者の皆さんも尊い活動が多くてすばらしく、そんな中で金賞をいただけたの はやはり地元(山口県)の皆さんの応援があったからだと思います。 野菜ソムリエとしてはまだまだ未熟ですので、他の皆さんの活動を参考に、もっともっと良 いことを発信できるように頑張っていきたいと思います。そして「持続可能な豊かな食卓」 の実現に私のヤサイコトバがお役に立てることがあればいいなと思っています。これからも 頑張ります。本当にありがとうございました。 銀賞 野菜ソムリエプロ 池田奈央さん(香川県) 『挑戦中!うどん県の野菜売り場で野菜も働く女性も幸せになれ!』 動画視聴 うどん県の池田さんは①働くお母さんのご飯作りを助けたい。 ②スーパーの野菜売場を変えたい。という2つのテーマで活動され「ざっくり調理法」の提案や「生産者・野菜売り場担当者向けセミナー」を開催されています。 これからもうどん県の野菜売り場で野菜も働く女性も幸せになれ!を合言葉に池田さんのチャレンジは続きます。 【受賞者からのコメント】 野菜ソムリエになって 12 年。料理教室開講を主に野菜ソムリエプロとして活動してきました。 以前と比べ女性が社会に進出し、働くお母さんが増えた今、なかなか料理教室に来れな い女性に 向けて「どうすれば簡単にもっとたくさん野菜や果物を、使ってもらえるか」を思 案していました。 コロナ禍で食に対する不安を抱えた人向けに量販店さんと一緒に、野菜、 果物を美味しく食べる 方法を伝えたり、香川県を上げての県産品の PR 活動をしてきました。 今後も多くの方に、 野菜や果物の魅力を伝えられるように頑張っていきたいと思います。 銅賞 野菜ソムリエ上級プロ 白木浩二さん(福岡県) 『地元・北九州市で野菜の魅力を発信し続けた15年間』 動画視聴 流しの八百屋として白木さんは「地元・北九州で野菜・果物の魅力を一般の生活者の方に分かりやすく伝えること」をテーマに活動されています。ほんとうに美味しい野菜を追求した結果、地元の農家さんから旬で美味しい野菜だけを仕入れて販売されています。 コロナで沈んだ気持ちを明るくするため、野菜ソムリエとして「野菜」の魅力を今一度わかりやすい形で皆様に伝えて続けています。 【受賞者からのコメント】 野菜ソムリエになって 15 年、毎日地元の農家さんのところに行き、その日おいしい野菜だけを仕入れて販売するなか、生活者の方からの質問の 9 割はわかりやすくおいしいも の、どうやって食べるかということ。それを伝えるためにも美味しい野菜に特化して販売 をしています。 協会 20 周年を記念し、自身もちょうど野菜ソムリエになり 15 年、自分の活動の集大成 として報告させていただきました。 授賞式の模様は日本野菜ソムリエ協会YouTubeチャンネル「創立20周年記念イベント」で視聴出来ます。 日本野菜ソムリエ協会YouTubeチャンネル